雪山装備、整いました!⛏️

f:id:arakabu625:20190206141605j:image(webより)

⛰️先月、北横岳と赤城山でついに雪稜への扉を開けてしまった私。しかし、まだこの時点では雪山の三大道具(?)と言われる保温材入りの冬靴も12本爪アイゼンもピッケルも何一つ持っていませんでした。雪山登山がどれだけのものかもわからないし、追加の費用が馬鹿にならないし、散財する心の痛みが割りと大きいし、クレジットカードの締め日が過ぎないし、等々の理由で。

 

そんな私の心の支えは、デビュー戦の北横岳にいきなり頑丈そうな冬靴と凶器になりそうな鋭い前爪の付いた12本爪アイゼンを携えてきた岳友、アイミ君の存在です。このパターン、どこかで…と思ったら、テント泊装備のときと一緒じゃん!

 

ということで、赤城山から戻って2週間。2度の土日を使って私の雪山装備がほぼ整いましたので、この場を借りてご報告申し上げたいと思います

 

◼️靴

f:id:arakabu625:20190206123646j:image《スカルパ モンブランプロGTX》

今回の雪山用アルパインシューズ選びは、ヨーロッパのメーカーから探そうと決めていました。一般的なトレッキングシューズなどと違ってごまかしが効かないという気がして、ここはひとつヨーロッパのアルパインシューズ作り百年の歴史の力を信じてみようと思ったからです。今回ばかりはモンベルに頼るわけにはいかないぞと。私がよく行く(散財する)山用品の店は、御徒町のARTスポーツとモンベル、そして浦和の好日山荘ですが、モンベル以外の2店では雪山用の靴を陳列さえしていません。(これは、もっと通が集まる店に行かねば…)店探しから始まった私の靴探しでした。

 

最初に行ったのは上野アメ横の雑踏の中に店を構える某スポーツ店。ここの3階の狭いフロアーでローバー(ドイツ)とスカルパ(イタリア)を試し履きし、フィッティングの最中に右足の小指が痛くなって治まらず、たまらず店を出ました。この店は、『あんたの足にはこれ!』と有無を言わさずサイズを決めて差し出すので、小心者の私はもう一つ上のサイズをと言い出せません。足の当たる部分はストレッチャーで広げようと言い始めたので、見切りをつけました。本当はローバーのワンサイズ上のも履いてみたかったのに。

 

ヨーロッパのメーカーの靴はやっぱり合わないのかなー、冬靴選び大変そうだなーという思いを強くしながら、翌日は高田馬場カモシカスポーツに行ってみました。ここも初めて訪れる店です。

 

試し履きに出してくれた靴は、順にローバー(ドイツ)のマウンテンエキスパート、スポルティバ(イタリア)のネパールエボ、ザンバラン(イタリア)のマウンテンエボ、スカルパ(イタリア)のモンブランプロ、という4メーカーの4モデル。現在愛用しているトレッキングシューズ(モンベルアルパインクルーザー2000)と同じ28.5cm相当のサイズを並べてくれました。昨日のショップでは出してくれなかったサイズです。ローバーだけは昨日も履いたサイズしかなくて、やっぱりきつくて早々に脱落。残り3つを吟味しました。

 

私は右足が少し外反母趾気味に広いため、フィッティングのポイントはまず右の親指と小指の当たり具合のチェックから入るのですが、3モデルともにそこそこ広い内部空間がありました。余裕度でいくとスポルティバ>スカルパ>ザンバランの順で、ザンバランは小指の当たりが少しきつ目で(痛くはないけど)心配になったので候補から外し、残りは2つ。店内の傾斜のある板を登った時の足首周りの追随性がスカルパのほうが断然優れていたのと、スポルティバとの価格差(差額でアイゼンが買える!)が決め手になってスカルパのモンブランプロGTXに決めました。カモシカスポーツの店長のお陰で納得の靴選びができたと思います。あー良かった。

57,240円(税込)

 

◼️アイゼン

f:id:arakabu625:20190206193555j:image《グリベル エアーテック・オーマチックSP》

アイゼンは靴に合わせて即決。メーカーは事前に研究してイタリアの老舗グリベル社に決めていましたし、せっかく前後にコバがある雪山用靴を買うのにワンタッチ式以外を選ぶ理由が見つからなかったので迷いませんでした。2タイプある中で、雪・岩稜帯向きの少し爪の短いタイプを選び、スカルパ用にフィッティングしてもらってから購入しました。

19,980円(税込)からいくらか割引

 

◼️ピッケル

f:id:arakabu625:20190206123814j:image《ブラックダイヤモンド レイブン・ウィズグリップ》

靴とアイゼン購入の翌週、最後の大物であるピッケルを買いにまた出かけました。事前の研究ではイタリアのグリベルの武骨な感じが気に入って、冬山縦走用に推奨されているモデルの中からいくつか候補を選び、浦和の好日山荘を覗いてみました。しかし、希望のサイズがありません。お店の方に調べてもらって池袋店に候補品の希望サイズがあると分かり、その足で池袋へ向かいました。

 

好日山荘 池袋店でも店員の説明と推奨品を一通り聞き、厚手の手袋を借りて一人でじっくり品定めをしました。第一候補だったグリベルのモデルはどちらもヘッドが小ぶりで、残念ながら私の大きな手にはしっくりきません。特にブレード側を持つと手からすり抜けて落ちてしまいそうな不安を感じました。その点、ブラックダイヤモンドのレイブンというモデルはヘッドがピック側にもブレード側にも長めにできています。さらに、シャフトとのつなぎ目がえぐれているので、厚手の手袋をはめた大きな手でどちら側から持ってもジャストフィットでした。重心のかかり方が私の持ち方と相性が良かったのか、あまり重さも感じません。もう決まりでした。

f:id:arakabu625:20190206224253j:imageくびれが絶妙

 

180cm近い私の身長で石突きがくるぶし辺りまでくる長さを目安に、サイズは65cmにしました。お店の人はもっと短いのを勧めてくれましたが、これはネット上でも何が正解かわからないくらい意見が乱立しています。もしかしたらこの先もっと短いタイプを買う羽目になるかもしれませんが、それはその時の話。ということで、これも納得のお買い上げ。

12,960円(税込)


これで、八ヶ岳辺りの冬山縦走を目指す入門者が揃えるべき装備はあらかた整いました。あと、不足装備をあえて挙げるとすればヘルメットくらいでしょうか。ただし、これは雪山に限ったものではなく、これから私がどのような山登りを行なっていくかで考えなくちゃいけない装備の一つでしょう。槍ヶ岳の山頂近くの山小屋ではレンタルもやってると聞きますし、どうしようかなー。(ちなみにアイミ君は去年の夏一人で涸沢に行こうとして既にヘルメットを買ってます。さすが!)

 

以上、今回は私が最近購入した雪山装備3点セットの紹介でした。

 

終わり