山に答えがあるとしたら…

⛰️先日、登山家の花谷泰広さんが高校の山岳部の生徒向けにオンライン授業を行った、という記事をYahoo!ニュースなどでご覧になった方もいるかと思う。

 

花谷さんは2013年に登山界のアカデミー賞といわれる第21回ピオレドール賞を受賞した日本のトップクライマーであり、現在は若手登山家の養成や山岳ガイドのほか、甲斐駒ヶ岳の山小屋・七丈小屋の運営など様々な活動をしている人だ。

 

記事では以下のように伝えている。

花谷さんはインターハイ中止という経験から前を向く全国の高校登山部を対象に授業を行い、登山を通じて得られる考える力・生きる力について伝えた。

高校山岳部の生徒の質問に花谷さんが答えていくというかたちで授業が行われたようだが、私が最も興味を引かれたのが本稿の表題である『山に答えがあるとしたら…』に続く言葉である。

学校の勉強、受験勉強は常に答えのあること、正解に向かっています。でも、山には答えがないですよね?

 答えがあるとしたら、無事に下山することです。一歩間違えると死を伴う結果が起こりうるのが山登り。山に限らず、海、川など自然を相手にしていると、天気や仲間の体調で状況は常に変化したり、予期せぬことがたくさん起こったりします。ですからその都度、自分で考え、行動しなければならないのです。

 

山に答えがあるとしたら、それは無事に下山すること。

この言葉を改めて肝に銘じ、これからも山を楽しんでいこうと思う。

 

(終わり)

今回は引用ばかりですいません。記事がご覧になりたい方はこちらからどうぞ。

https://the-ans.jp/bukatsu/130289/