雨の週末、自宅にて☕

⛰️ぱっとしない天気が続いてます。特に週末になると天気が崩れてくる気がするなぁ。縦走部のグループLINEでも『晴れろ～！』とか『山に行きたい～！』などの言葉が飛び交い、私も含めてぼちぼち山の禁断症状が出始めました。でも梅雨ですからね、しょうがないと言えばそれまでですが。

この週末も雨でした。土曜出勤だった妻を車で職場まで送り、家に戻ったらもうすることがありません。大きめのマグカップにたっぷりコーヒーを淹れ、先日のゴルフコンペでもらったラスクを二袋ほどテーブルに置き、買うだけ買って読んでない雑誌《山と渓谷》を三冊持ってリビングのソファーにもたれました。

「今日はヤマケイの日にしよう」

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5月号に最新テントの比較検証記事がありました。モンベルのステラリッジも出ています。ご存じの方も多いでしょうが、ステラリッジは今年フルモデルチェンジを受けました。一番大きな変更点は、ポールを本体のスリーブに通す方式からフックを引っかけるだけの吊り下げ式に変わった点です。（おいおい、吊り下げ式は山岳テントとして強度不足だって言ってたんじゃなかったのかよ！）と突っ込みたくなったのは私だけではないでしょう。ということは、去年ステラリッジを買った私はモデルの末期も末期、最終ロットを買った感じですかね。吊り下げ式、設営が簡単そうでいいなー。

連載もののノンフィクション『北岳山小屋物語』を読んでみると、去年の夏単独で登った北岳の山小屋・北岳山荘のことが書かれていました。この山小屋は山梨県南アルプス市が運営する公営の山小屋です。標高2,900mにあるテント場からは絶景の富士山が望める最高のロケーションでした。

夜明け

出発前

この北岳山荘と北岳の間の稜線でライチョウを見かけることが多いと書いてあります。私が出会ったのもまさしくそこですが、それには理由がありました。毎年産卵から子育て期の夏に北岳に入り、北岳山荘に1ヶ月以上滞在してライチョウの保護活動に取り組んでいる人たちがいるんだそうです。そういう人たちのお陰でライチョウが生き延び、稜線でのあの素晴らしい出会いがあるんだということを知りました。

7月号の特集は《槍ヶ岳と穂高岳》です。北アルプスの象徴、槍ヶ岳。今年縦走部でもついにその槍ヶ岳に行くことになりました。今月末ですから、もう残り3週間を切ってます。うー、ドキドキするわ。今年は秋に涸沢・奥穂高岳の計画もあるので、先日私はついに買ってしまったのですよ、これを。

ジャーン！

デカイ頭に合うサイズ優先で探して見つけたのがこれ。グリベル社のサラマンダー2.0というモデルで、《Japan Fit》というシールが貼られていました。どうやら日本人向けに幅広の作りになっているようです。値段は定価7,600円＋税と、とてもリーズナブルな価格設定だったので、御徒町のARTスポーツで即決しました。

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さて、他のメンバーはこの雨の週末をどのように過ごしたんでしょうか。ちょっとLINEで様子を聞いてみますと、ちかちゃんとまりちゃんは石井スポーツ主催の登山スクールイベントに参加していました。二人は最近テント買うとか登山スクールに行くとか、なんか気合い入ってますなー。山登りマンガ＆エッセイで人気の鈴木とも子さんのトークショーがあったらしくて、鈴木さんと一緒に写った写真がLINEで送られてきました。

サインをねだるまりちゃん

一方、アイミ君はこの週末亀有の方へ出かけていたようです。両さんの等身大フィギアの写真などと一緒にLINEにアップされた写真には、お守りみたいなものが4つ写っていました。これは足腰の健康守護で有名な（私は知りませんでしたが）亀有香取神社のお守りだとか。今月末の槍ヶ岳登山に向けて、縦走部のみんなの分まで買ってくれたみたいです。

香取神社のお守り。ありがたやー🙏

雨の週末、メンバー全員がなにがしか山にまつわることをしていましたね。うん、面白い。

私はといえば、山の雑誌を読むのにも飽きてきて、久しぶりにテントとツエルトを広げてみました。稜線で強風が吹いているという想定で、設営の順番を考えながらテントを広げてポールをスリーブに通してみたり、ツエルトを頭からかぶってビバークを疑似体験してみたり。まったく、オッサンが一人で何やってるんでしょうか😅。けれど、いい暇つぶしにはなりました。

アイミ君情報によると関東の梅雨明けは今月25日くらいだとか。25日といえば槍ヶ岳に出発する日です。私にとっては初めての上高地、初めての槍ヶ岳。スカッと晴れてくれることを祈るばかりです。

（終わり）