お気に入りの山道具⑤トレッキングポール(メーカー不詳)

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⛰️今回ご紹介させていただく山道具は、トレッキングポールです。メーカー名は不詳。2年前(2017年)の富士登山前にアマゾンで購入しました。確か5,000円くらいだったと思います。

 

あらためてスペックを見てみましょう。

  • 材質 フルカーボン製
  • 重量 165g(1本、テープ込み実測)
  • 長さ 63cm~130cm
  • アンチショック機構付き

ブランド品であれば2万円近くしてもいいスペックかもしれません。特に山道具では《軽さ=正義=高価格》ですので、このコストパフォーマンスは驚異的でしょう。山道具の選び方的な記事で時折《ポールは多少重いくらいの方が振り出し易くて良い》なんて書いているのを見かけますが、私はあれは嘘だと思います。山の中で何時間も握っていればかなり腕が疲れてくるし、トレッキングポールは軽くて丈夫な方が良いに決まってます。軽いだけではなく、使い始めてから2年以上経っても壊れないので、耐久性もまあ合格レベルでしょう。

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安物なりの部分もあります。一つはグリップです。グリップ部が短いのです。最近のブランド品の多くはこのグリップがもっと長くなっていて、大きな段差を乗り越えるときや急坂を登るときにはグリップの下の方を握るようになっています。なので、自分でグリップを追加しました(写真)。これはテニスラケット用のグリップテープですが、他にはロードバイク用のバーテープも使えるらしいです。いずれのテープにしても、クッション付きのものにすることがコツですかね。

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ちなみに、これは《NHK日本百名山》の萩原編集長直伝のアイデアなんですよ。

 

テープを巻いてグリップを長くすることで凄く使い勝手が上がったと思います。費用は200円くらいだったかな?このように、簡単ですがカスタマイズしたことで愛着が沸いて、いつの間にか《お気に入りの山道具》に昇格していました。

 

もう一つの安物作り部分はグリップから伸びているストラップです。この結合部の強度がちょっと不安です。これまでの2年間の使用で切れたことはありませんが、この部分は大事なところなのでストラップに体重を掛け過ぎないようにしています。

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石突きの保護カバーはネットで4個150円くらいの安価な標準品がはまりますし、スノーバスケットはレキやバーグハウスのものが装着できました。

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なんとかメーカー名を調べようと思ったのですが、よくわかりません。グリップ部分に《Pamase》と刻印がありますので、これをキーワードにアマゾンで同じものが探せるかもしれません。気になられた方がいらっしゃったら、一度検索してみてください。もしかしたら個体差で当たり外れがあるかもしれませんが、そのリスクを差っ引いてもこの価格は魅力的じゃないでしょーか?

f:id:arakabu625:20190929161204j:image(先日の八ヶ岳でも大活躍)

 

以上です。

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